2021年5月22日(土)午前10時から、NPO法人 所沢生活村2020年度 通常年次総会を開催しました。定数60名のうち出席は16名(8名+オンライン8名/うち監事2名)、委任状37名で成立。
2020年度の活動報告、決算報告・監査報告につづき、2021年度の活動方針案と予算案が事務局より示され、可決されました。
2020年度は、新型コロナ感染予防を配慮し、月例会のほとんどを休会とし、生産者訪問はひとつも実現できませんでした。かろうじて理事会だけは開催してきた一年でしたが、後半はzoomを利用してオンライン会議にもチャレンジ。遠隔参加という新しい運営の可能性が広がったおかげで、新年度からは他都県在住4名+市内在住2名の新理事も誕生しました。オンラインを活用した理事会では、新年度に向けての意見交換も活発に行われました。
2021年度の大きなチャレンジとして、配分のお手伝いのお手当を県の最低賃金レベル(時給930円)まで上げることが、総会で承認されました。これまでのボランティア扱いの500円程度と比べると大幅な値上げになります。いま抜本的に体制を整えることが、次世代につなげていく上で不可欠だという考えからの決断です。
新年度も、農産物や食品の安全性の調査や学習も継続していきます。
また、農産物はもちろん、海産物も生産者さんから直接仕入れることが生活村の安心・安全な消費活動の原点です。
地域商店街での「売出し」に加え、各地のマルシェなどにも可能な限り参加して「生活村の種をまく」活動を広げていきます。
日々食べるものを得る過程で、誰をも搾取したくない。それが所沢生活村の願いです。自然も人も社会も持続可能でいられるような、消費の循環を自分たちの手でつくっていきましょう。
興味のある方は、いつでも歓迎です。お問合せくださいね。